四十肩、五十肩の相談を受けることも多いですが、病院でレントゲンを撮っても骨などに異常は見つからないというケースがほとんどです。
四十肩、五十肩は肩関節周囲炎と言われるものの通称ですが、字の通り肩関節の周囲に炎症が起こっているということです。
なので病院でも炎症を抑える薬を処方されて飲んだり、注射を打たれたりして終わりです。
それでも痛みが治まらないということで相談に来られます。
先日は痛みで夜眠れないという相談でした。
長引く体の痛みがある場合、その関節の周辺に小さな血管とその周りに神経ができ、その神経が脳に痛みを伝えるという考え方があります。
実際にその方にも腕を上げてみてもらいましたが、肩の関節の周辺に押さえてみると痛みを感じるところが何箇所が見つかりました。
そこでその部分を押してみるということを何度かしてみました。そうするとだんだん押した時の痛みが緩和され、腕の上がる範囲も広がり、肩の高さよりも上まで上がるようになりました。
それから1日何回か同じように押すことを毎日してもらったところ、1週間後には痛みもすっっかり治り、バンザイができるくらいまで上がるようになっていました。
肩が痛くないという人でもこれをしてみると肩の可動性が良くなるのでストレッチングをするよりも短時間で効果は高いと思います。
肩以外でも良い反応が見られるのでこれはかなり使える方法だと思います。