リラックスして立った時の肩、腕は体の前に来る

良い姿勢をしようと肩を後ろに引き、肩甲骨を背中の真ん中に寄せて胸を張って立つケースが多いですが、そういった姿勢は一見すると良い姿勢のように見えますが、肩や背中が緊張してしまうので長く続けていると筋肉が辛くなってきます。
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骸骨で見ても背骨には自然なs字カーブがあります。
体幹の筋肉の緊張度のバランスが取れている時、肩は真横ではなく30°前方を向きます。
肩甲骨を寄せ、胸を張って肩が真横を向くような立ち方をすると背中が緊張し、腰が反ったようになり腰の筋肉も緊張してきまいます。
自然な位置から肩や肩甲骨がズレると肩や腰に違和感や不快感が現れるということです。

肩が前に出るから猫背になってしまうように思われがちですが、胸の筋肉が緊張し肩が内側に巻き込むような形になり、首が前に傾き、頭の位置が背骨の真上から前方にズレることで背中が丸くなってしまいます。

丸くなった背中を伸ばすには背中の筋肉をどうにかするのではなく、縮んで硬くなってしまった胸の筋肉の緊張をゆるめることです。
腕や肩の緊張をゆるめると体幹の歪み、捻じれ、傾きが直り、肩は本来の30°前を向き、頭は良い位置に戻ります。

胸は張るのではなく、「開く」イメージです。(肩甲骨も寄せない。肩甲骨の間も開いている)