胸を張り背筋を伸ばす良い姿勢が肩こりを引き起こす

姿勢に気をつけているのに肩こりになるという相談がよく来ます。
肩こりは肩が凝るような姿勢をしているから肩こりになるのですが、相談に来る人によく見られるのが“肩甲骨を寄せ、胸を張り、背筋を真っ直ぐ伸ばした良い姿勢”をしていることです。

一般的には胸を張り背筋を伸ばす=良い姿勢というイメージなので肩甲骨を寄せて胸を張ることを意識的に行っている人も多いですが、肩甲骨を寄せる筋肉は僧帽筋という筋肉です。
これは首から肩、背中に伸びている筋肉です。


肩甲骨をいつも寄せているということはこの筋肉をいつも緊張させることになり、それが首や首筋も緊張させ首こりや肩こりを引き起こすわけです。

こういった場合、胸を張って背筋を真っ直ぐ伸ばした姿勢が肩こりの原因ですから良い姿勢の意識をやめることが改善方法になります。
実際、相談に来た人もこういった方法で肩こりはすぐに改善されます。

本来の自然な立ち姿勢をした時に肩甲骨と肩甲骨の間に溝ができるようなことはありません。

肩も真横ではなく30度前方を向いています。

肩甲骨、肩を本来の自然な位置に戻すことで胸と背中の筋肉の緊張度のバランスが揃います。
姿勢は筋肉の緊張度のバランスですから、全身の筋肉の緊張度のバランスが揃えば中を通っている背骨のラインも自然と整い、結果として良い姿勢で立てるようになります。

過剰な良い姿勢の意識は時に身体の不調を引き起こす原因にもなります。
意識過剰には気をつけましょう。