デスクワークのような長時間イスに座っているという方から膝の曲げ伸ばしで痛みを感じるという相談が時々来ます。
曲げ伸ばしで痛みを感じるのは筋肉の問題。太ももの前後の筋肉の緊張度のバランスが悪いからです。
イスに座っていると膝はずっと曲がっている状態です。その時、太ももの裏側が縮んでいます。ずっと縮んだままの状態で膝の曲げ伸ばしをしようとすると曲げのある部分から伸ばす時に痛みを感じる
そういった痛みを改善するには本来の姿勢な良い立ち姿勢を取り戻すことです。それには筋肉の緊張をゆるめることです。
太もも周りだけでなく体幹や骨盤、股関節の周囲の筋肉の緊張をゆるめて全身の筋肉の緊張度のバランスを取ると体幹や脚の捻じれが直って脚が真っ直ぐに伸ばせるようになります。それだけで痛みが改善するケースもあります。
立ち姿勢を良くしたらイスの座る立つや歩きの体の使い方のトレーニングをしてこういった動作が楽に軽くできるようにすれば痛みを感じることもなくなります。
長時間同じ姿勢でいるということはその姿勢を固めるトレーニングをしているのと同じことです。固めて硬くなった筋肉では動作はスムーズには行えません。ちょっとした合間の時間を使って脚を動かしてみたり、30分に1回はイスから立ち上がるようなことをして体や筋肉が硬くならないようにすることも大切なことです。