肩甲骨を寄せても姿勢は良くならない

背中が丸くなった姿勢を直すために「肩甲骨を寄せて」ということを言われますが、意識していると肩甲骨を寄せることができていても無意識のうちにまた開いて背中が丸くなった姿勢に戻ってしまいます。

肩甲骨が開くと背中が丸くなってしまいますからダメですが、寄せるのもダメです。
良い姿勢でいるためには肩甲骨はいつも本来の自然な位置に置いておくことです。

肩甲骨の位置が変わってしまう原因は体幹の筋肉の緊張度のバランスの崩れです。
問題を解決するための方法は筋肉の緊張をゆるめることです。

猫背気味の方の指導する際によく使うのが肩を上下に動かす運動ですが、20回程度楽に気持ち良く動かすことを何度も繰り返すうちに胸や背中の筋肉の緊張がゆるんで肩甲骨が本来の自然な良い位置に戻って丸くなっていた背中も伸びて姿勢が良くなります。

それに加えてイスに座った状態で前屈をして背骨を伸ばすとさらに姿勢が良くなります。

肩甲骨が開いてしまうのは寄せておく筋肉が弱いからだとよく言われますが、筋肉を鍛えてもなかなか肩甲骨の位置は戻せません。
筋肉を鍛えるという発想から緊張をゆるめて緊張度のバランスを取るという発想でアプローチしてみると簡単に元の良い姿勢を取り戻すことができます。

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