水中姿勢を保つのに体幹の強さが必要か?

ある水泳競技の元オリンピック選手が中学生を指導するといった番組をたまたま目にしました。
その中で水中姿勢が保てない子供に対して「体幹が弱い」と指摘をしているところが気になりました。

そもそも中学生はまだ体が出来上がっていませんから筋力が弱い、体幹が弱いのは当たり前のことではないでしょうか。
もっと気になったのは水中姿勢を保つのに体幹の強さが必要なのかという点です。

以前水泳初心者向けの泳ぎの指導をしていました。
その中で参加者に潜ってみるという練習をやっていましたが沈もうとしてもどうやっても浮いてきます。
そうすると水の中で沈むのが難しいことがわかってもらえます。

沈むとすれば緊張して力が入っているか、重心の位置の問題です。
体を支える力がないからではありません。
それなのに力を入れさせるようなしどうをすれば沈んでしまうのは当然のことです。

沈まないために体幹を強くするのではなく、「浮いている」という感覚を掴ませる方がもっと有効なのではないでしょうか。
その場に浮かせてみたり、重心のバランスの取り方などをアドバイスしてあげるだけで簡単に良くなっていきました。

最近は何でも体幹という言葉を使いますが、鵜呑みにし過ぎず一度自分で考えてみる必要があると思います。