姿勢が勝手に悪くなるのではなく日頃の過ごし方に問題があるだけ

「トレーニングすると姿勢が良くなるけど、これがなかなか維持できないんです。」というようなことをよく言われますが、姿勢が勝手に悪くなっていくようなことはありません。

姿勢が悪くなるのは悪くなるようなことをやっている、筋肉の緊張のバランスを崩すようなことをしているから崩れていくのです。

背骨が曲がっていくから背中が丸くなると思う人もいるようですが、骨は自動的には動けません。動かすのは筋肉です。
毎日の生活の中で背中が丸くなるような筋肉の使い方をしていれば、骨はそういう動きがやりやすくなるように適応していきます。
動かしていてもそのように変形しますし、いつもじっとしていても変形します。

ですから筋肉の緊張をゆるめて緊張のバランスの取れた自然な状態に戻すとだいたいは背骨は自然な真っ直ぐのラインを取り戻します。

歩き方、イスのしゃがむ・立つといった体の使い方のトレーニングも行いますが、“癖”を改善するためというわけです。

また、ほとんどの人が日頃あまり意識していないのが、「足の裏の安定」です。
立つ、歩く、イスの座る・立つ、階段の昇り降り、日常的にやっている動作は全て足の裏と地面が接する場面があります。

足の裏は3点支持できちんと着くのが自然ですが、姿勢が悪くなっている人の多くが“3点支持をやっているつもり”ですが、実際は体重がつま先側に多めにかかっていたり、親指側や小指側に多めにかかっていたりするというのがほとんどです。

きちんと地面と足の裏が接している感覚がわかっていなければ当然それより上はバランスが崩れてしまいます。

足の裏の安定を取り戻すようなトレーニングも大事になってきますが、そのために難しいことをやる必要はありません。“足の裏がきちんと着いている感覚”を掴んでもらえば良いだけです。そのために難しいことをやる必要はありません。

実際に指導していても足の裏の安定感を取り戻して立つ、歩く、イスの座る・立つ、階段の昇り降りをやってみると良い感覚でしかできません。

姿勢改善というと筋トレというイメージが一般的ですが、日常生活の中の癖、足の裏の安定を見直してみる方が問題が簡単に解決できるかもしれません。

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