ジムでも綺麗なヒップラインを目指して筋トレに取り組んでいる人が増えていますが、そのためにやっていることというと、
・仰向けに寝て膝を立て、そこからお尻を持ち上げる(なかにはバーベルを乗せてやっている人もいますね。)
・横向きに寝た状態で片方の脚を開閉する(太ももにゴムバンドを巻いて負荷をかけている人もいますね。)
・バーベルやダンベルを使ってスクワット
というように、「筋トレ、筋肉を鍛えて筋肉量を増やす」というイメージが強いように感じます。
ですが、筋肉を鍛えたり、筋肉量を増やすようなこと以外にも簡単に綺麗なヒップラインを作る方法があります。
それが“筋肉をゆるめる”ことです。
硬くなっている筋肉を鍛えたところで筋肉が膨らむことはないのでプリッとしたお尻にはなりにくいですが、筋肉をゆるめて膨らみ、弾力を取り戻すだけで簡単にヒップアップします。
先日、スタイルアップ目的でトレーニングに来ているクライアントさんで金属の板で緊張で硬くなっているお尻の筋肉をさすってみると筋肉がゆるんで綺麗なヒップラインになりました。
たださするだけで短時間で簡単にヒップラインが変わってしまったので本人も鏡を見たりお尻の筋肉を触りながら驚いていました。
筋肉を元々の状態に戻すだけでもヒップラインが綺麗になってヒップアップ効果が出ますが、それに筋肉の弾力性を高めるトレーニングを行なうとさらに筋肉が膨らんでヒップアップ効果が出ます。
以前は私もヒップアップのためのトレーニングということでスクワットやデッドリフトを使っていましたが、最近は重りを一切使わない違ったお尻の筋肉を使う運動をやってもらっていますが、重りを使わないのに10回くらいでお尻の筋肉がだるくなってきます。
スクワットのように深く沈む必要もないので動作の難しさもないのに、速筋線維が刺激されるので終わった後は弾力のある筋肉でヒップアップします。
スタイルを良くするというと筋肉に大きな負荷をかけるということばかりをイメージしがちですが、鍛えることだけがスタイルを良くする方法ではありません。
体は“刺激と反応”です。
ヒップアップするために必要な刺激を与えれば筋肉を鍛える以外の方法でもヒップアップ、綺麗なヒップラインは作れるということです。