感想 「さっきまで腕を上げると肩が痛かったのに、腕を上げても痛くない。」

病院でレントゲンを撮っても特に異常がないのに◯◯をやると痛くなるということの多くが、“◯◯のやり方”が不適切、痛くなるようにやっているから痛みが起こってしまいます。
体の動かし方に原因があるわけですから、ストレッチングやマッサージで筋肉を解しても、筋トレで筋肉を鍛えても痛みは解消できません。
ですが、◯◯のやり方を見直してみるだけで痛みが出なくなります。

クライアントさんが腕を上げると痛いと相談して来られましたが、トレーニング後には、

「ほんの数分前まで肩が痛かったのに気がつくと痛みが全く出なくなったので驚きました。」

と言っていました。

この方の場合、腕を真っ直ぐ上げようとすると肩の周りの筋肉が緊張して硬くなってしまっていました。
肩甲骨周囲の筋肉にも緊張がありスムーズに動いていませんでした。
そこで肩甲骨をテンポ良く上げ下げ、寄せては離す、肩に痛みが出ない方向、高さで腕を上げ下げしたり回してみると首筋や肩の筋肉の緊張は解け、胸や背中の筋肉は膨らみ、弾力性が戻りました。
同じ動きを何セットも繰り返し行なっているとどんどん腕や肩が軽くなっていくのがわかり、気がつくと楽に腕が真っ直ぐ上げられるようになりました。
元々骨に異常があるわけでもなかったわけですから動きを制限する筋肉の緊張を解いて関節本来の適切な動きを取り戻せば痛みなく腕が上がるようになるのは自然なことです。

不自然な状態で何かをすると痛みは出やすくなります。
それは姿勢だけでなく体の使い方でも言えることです。
不自然なものは自然なものに戻してあげればいいだけのことです。