デスクワークをしている人から首こりで悩んでいるという相談をよく受けます。
頭を前後左右に倒したり左右に振り向いてもらうとやりにくい方向が出てきたり、動きの硬さが見られます。
そういった人に対して首の運動をやる前に顎を動かす運動をしてもらいました。
顎の運動というと口を開けて閉じるがすぐに思い浮かびますが、それだけでなく前後や左右にも動かすことができます。
無理のない範囲で動かしても最初のうちはどの動きもスムーズにできませんでしたが繰り返しているうちに徐々に動きが良くなっていきました。
そうして改めて首を動かしてもらうと先ほどよりも動きが良くなり、首こりも軽減しました。
咬む動きに関係する筋肉の緊張は首の緊張に繋がります。
なのでその筋肉が作用している関節を動かすことで筋肉をゆるめることができます。
首の不調というと首をどうにかしようとしがちですが、いろいろやりようはあるということです。