#97 コンディショニングについて学んできました

今回の定例勉強会のテーマは「コンディショニングの理解とそのアプローチ方法」
トレーニング指導の基本となるテーマで学び始めた頃から何度も繰り返しやっているテーマです。

コンディショニングの定義は?

コンディショニングというと肩こりや腰痛、ひざ痛といった不調を解消するために身体を調整するようなイメージを持たれがちですが、本来は高いパフォーマンスを発揮するために身体、防衛、精神、栄養、休養といった面を整える、満遍なく高めていくものです。
パフォーマンスというとアスリート向けのように聞こえますが、一般の方が毎日を元気に過ごす、健康体づくりを目的として行うトレーニングも求めるレベルが違うだけでコンディショニングです。

コンディショニングを整える、レベルアップするために行うトレーニングも筋トレがすぐに思い浮かびますが、身体面だけで見ても筋力、持久力、スピード、柔軟性、調整力といった要素があり、それらを高めるためのそれぞれの方法、トレーニングがあります。

筋力を高めるトレーニングとしてはダンベルやバーベルを使ったトレーニングだけでなく体幹トレーニング、ファンクショナルトレーニング、加圧トレーニング、スロートレーニングというようにいろいろな種類があります。
持久力を高めるトレーニングもウォーキング、ランニング、バイクを漕ぐといったことだけでなく、タバタプロトコルといったメソッドなども出てきました。
柔軟性を高める手段ではストレッチング、最近は筋膜リリースというものがあります。

このようにそれぞれの要素を高めるトレーニングの方法はいろいろありますが、結局のところどういう筋力を高めたいのか?持久力もどういう持久力を高めたいのか?どういう体、筋肉の柔軟性が必要なのか?ということがわかっていなければこういったたくさんあるトレーニング方法の中から適切なものを選択できません。
目的を考えずトレーニングの方法だけやってみたところで結果が全く違ったところに出てしまい求める効果が得られないということになってしまいますが、こういう基本的なことが理解できていればそれを高めるためのトレーニングのアイデアはいろいろ出てきます。

今回はバドミントン、野球、ゴルフといったスポーツが出てきましたが、競技に違いはあってもコンディショニングの基本的な考え方に違いはありません。
その競技にどういう力、柔軟性、持久力、スピード、調整力(身のこなし)が必要なのか、競技特性というものが理解できていれば応用することでコンディショニングのプログラムを作成することができます。

一般の方の場合、筋力の低下、筋肉の減少といった問題に関する尋ねられることが多いですが、それよりも筋肉の緊張が強いために手脚の動きが悪いということの方がよくあります。
筋肉を大きくすることよりも柔軟性を取り戻す、筋肉の膨らみ、弾力性を取り戻しトレーニングで筋肉を良い状態にするということの方が重要です。

今回は股関節の内・外旋の運動でお尻の筋肉の弾力性を取り戻すトレーニングを行いましたが、ちょっとした姿勢、膝の角度、脚の開き具合でも筋肉の緊張が全然違いますし、こちらの誘導、動かし方でも結果が全く違います。

重心移動を使った歩き方のイメージ、階段の昇り方の新しい考え方なども教わりましたが、簡単な上にさらに楽、軽く、スムーズに、気持ち良くできるようになりました。

新しいトレーニングや身体調整の考え方は出てきますが、トレーニング指導者の基本であるコンディショニングについて理解を深めておくことは非常に有効だと思います。

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