#95 首、肩の痛みに対する対応について学んできました ③

今回のテーマは「首、肩の痛みとその対策」でした。

・首に直接ではなく全体を見る

上半身で問題が起きるケースが多いのが首や肩です。
痛みや違和感が出るとどうしてもその部分の痛みを取ることに一生懸命になってしまいますが、痛みにアプローチしてもなかなかうまくはいきません。
なぜ首や肩に痛みが出てしまっているのか、その原因を見つけないとどこにどういうアプローチをすれば良いのかということも決められません。

アプローチしてみたけれどうまくいかないケースはやはりその原因の追究がきちんとできていない、逆にきちんと原因がわかれば難しいことをいろいろやらなくてもシンプルなアプローチでも良い結果が出ます。

・寝違えの対策の考え方

痛めた直後(急性期)は安静にしておく必要がありますが、痛みが治まった後は筋肉の緊張をゆるめて弾力性を取り戻す必要がありますが、問題が起きている首のあたりに対してアプローチしてもなかなかうまくいきません。

寝違えは頚椎だけでなく体幹の緊張もチェックしておかなくてはいけません。

・首は眼球との相関関係が強い

首の緊張を取るための身体調整では眼球に刺激を与えるアプローチをいろいろ教わりました。
首と目線を組み合わせてゆるめたり眼球輪を動かしてゆるめるアプローチがありますが、眼球に刺激を与えることによって首の筋肉の緊張も取れて首の動かしもスムーズになります。

・体幹が固まると首の動きは悪くなる

体は繋がっていますから体幹の緊張が首の動きを悪くしているケースもあります。
そういうケースでは首にいくらアプローチしても良い結果は出ませんが、体幹の緊張を取るだけで首も動きやすくなります。

体幹の緊張をゆるめるための筋膜へのアプローチをいろいろ教わりましたが、つまむだけ引っ張って動かして筋膜の緊張が取れるだけでその中にある筋肉の動きも良くなりました。
動きが悪いとどうしても筋肉にアプローチすることばかり考えてしまいますが、筋肉の動きが悪いということはその上にある筋膜なども当然緊張で硬くなっているわけですから筋肉に直接アプローチするよりも上にある組織の緊張を取るという発想を持つことも大切です。

・指導の手順がある

個人の質問として肩甲骨を近づける動きの指導について出しましたが、指導の手順の大切さを感じました。
肩甲骨を動かすには腕の動きを利用するとやりやすくなりますが、左右で動きやすい、動きにくいの差がないかを考えないで両腕を動かそうとしても肩甲骨の良い動きが引き出せません。

左右の動きに差があればまずは片方から、そして両方、最後に肩甲骨を近づける動きを合わせていくという流れでやると10回程度でも動きがスムーズになったり姿勢が良くなるだけでなくその動きに関係する筋肉の膨らみ、弾力性も戻ります。

ちょっとしたことですが、誘導、手順で結果に大きな差が出ます。

・温めることを見直す

組織を良い状態にするために温めるというアプローチも効果的です。
手技で組織を温めるというのも効果がありますが、道具を使って温めるという方法もあります。
実際に腰に痛みがある参加者に対してドライヤーを使って組織を温めていくとわずかな時間で温まり、痛みが改善し体の動きも良くなりました。


今回で学び始めて7年になりますが、まだまだいろいろな気づき、発見があります。

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