力に頼った立ち上がり方、階段の昇り方をするから筋力がないとしんどくなってくる

筋力が低下したせいか、イスから立ち上がるのがしんどい、階段を昇るのが辛いという相談をよく受けます。
筋力が低下しているのに何十kgという体重も筋力に頼って持ち上げるようなやり方で立ち上がったり階段を昇ろうとすれば当然しんどくなります。
筋力が上がれば今よりは楽にそういった動作がやれるようにはなるでしょうが、短期間で筋力が上がるようなことはありません。
筋トレを定期的に継続する必要があります。

それなら視点を変えて「どうやったら体が軽く持ち上げられるか、動かせるか」を考えてみてはどうでしょうか。
地球上には重力があります。
この重力を利用して“反動”を利用すれば筋力に頼らなくても楽に体を持ち上げられます。

筋力低下を感じるという人でもこういうやり方でやってみると楽にイスから立ち上がることができたり、階段を昇れるようになります。
筋力に頼るやり方だと数回で疲れていたのに、反動を使ったやり方だと楽々体が持ち上がるので気持ち良かったり楽しい気持ちが生まれるのかいつまでもやり続けます。
楽に、気持ち良くやってもその動作に関係する筋肉は使っていますから筋トレにもなりますし、終わった後はヒップが上がり、脚は綺麗に伸び、自然と良い姿勢で立てるようになります。
イスからの立ち上がりで腰や膝に痛みを感じたり、階段の昇りで膝に痛みを感じるケースもこういったことを繰り返すことで痛みを気にすることなくできるようになることもよくあります。

反動を利用するのは日常生活に限ったことではなく、スポーツパフォーマンスにも活用できます。
ランニングも多くは自分で地面を蹴って体を前に進めようとしますが、垂直方向に踏み込むと体重の4〜5倍の反力が返ってきます。
そうすると自分で地面を蹴った時よりも楽に体が遠くへ運べるようになりストライドが広がります。
ランニングスピードはピッチ(脚の回転)×ストライドですから、今のピッチのままでストライドが1cm伸びればランニングスピードは上がります。

筋トレで筋肉を大きく強くするというのも良いと思いますが、もっと効率良くやることを考えてもいいのではないかと思います。

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