案外、自分の体はうまく使いこなせていない

イスから立ち上がろうとする時についつい「どっこいしょ」と言ってしまい筋力の衰えを感じるということはよくあるのではないでしょうか。
そうすると減ってしまった筋肉を取り戻そうと筋トレを始めようとしますが、すぐに続かなくなってしまいます。

本当に筋力が衰えているならきつい筋トレを頑張って衰えてしまった筋力を取り戻さないといけませんが、ほとんどの人は普段立って歩けるくらいの筋力はあります。
ということは筋力が衰えているから立ち上がるのが大変なのではなく、しんどくなるような立ち上がり方をしているということです。
しゃがんで立ち上がる時の適切な体の使い方をどこかで教わったでしょうか?
学校でも教わらないはずです。
ほとんどの人は自分のパターンでそういった動作をやってしまっています。

その“癖”を楽に立ち上がるやり方に上書きしてしまえばハードな筋トレをしなくても立ち上がりも楽々できるようになります。
イスから立ち上がる時に上体を立てた良い姿勢で立とうとするのを上体を前に傾けてから立ち上がろうとするだけで立ち上がりが楽になります。
ポイントは「股関節」を使うことです。
股関節の周りには大きな筋肉が集まっています。
上体を前に傾けて立ち上がるとお尻の筋肉が使われます。
立ち上がる動作で多くの人が膝を伸ばして立とうとしますが、その時に使われるのが太ももの前の大腿四頭筋ですが、この筋肉も小さいわけではありませんがお尻の筋肉ほどではありません。
筋肉は大きいほど発揮する力も大きくなりますからお尻の筋肉を使う、つまり股関節を動かして立ち上がる方が自分の体は楽に持ち上げることができるということです。
立ち上がろうとすると膝が痛くなるという人も股関節を使った立ち上がり方にすると痛みを気にすることなく立ち上がれるようになることもあります。

筋肉を鍛えて筋肉を大きくしたり、強くするようなトレーニングばかりでなく、こういう「体の使い方」のトレーニングするようなことも毎日を元気に過ごすうえでは大切なことです。
筋肉の鍛え方を教えてくれるところは多いですが、適切な体の動かし方を教えてくれるところはほとんどないわけですから。

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