体をゆるめて自律神経の乱れを整える

最近、頭痛、めまい、体の冷えといった体調不良を訴えてくるクライアントさんが増えています。
考えられるのが気温の変化や環境の変化、仕事などのストレスが原因の「自律神経の乱れ」です。

自律神経は、自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して体の機能をコントロールします。
主に交感神経と副交感神経の2つから成り立っていて、交感神経は活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働き、副交感神経は休息している時、リラックスしている時に働きます。
この“バランス”が大切です。
どちらかが優位になり過ぎても様々な身体の不調を引き起こします。

仕事では緊張やストレスによって交感神経が優位になりやすく、そういう時は血液の流れが悪くなります。
一方、仕事が終わって帰宅すると疲れてダラダラしていると副交感神経が優位になります。
緊張の後にリラックスするから良いように思いますが、副交感神経が優位になり過ぎても血流障害が起きるので良いとは言えません。

体調不良を訴えてくる方のほとんどが全身が緊張していて交感神経が優位になり過ぎていることが原因になっているので自律神経の乱れを整えると体調も良くなります。
体を整えるというのは姿勢や筋肉の柔らかさといったことだけでなく、血液の循環や自律神経のバランスも含まれています。
なのでそういった方に対しても“体をゆるめる”ことをします。

1つの方法は“呼吸”です。
息を長く吐くことで副交感神経が働きリラックスが生まれます。
緊張していると息を長く吐くことができませんが繰り返していると息がしっかり吐けるようになります。
息が吐けるようになることでしっかり吸うこともできるようになりますので、呼吸が自然に大きくなります。
胸式とか腹式とか横隔膜とか世の中にはいろいろな呼吸がありますが、そういうことを気にしないで肺にしっかり空気を取り込んで腹筋を使って吐くというので十分です。

もう1つは“体を揺する”ことです。
体を揺することは緊張をゆるめるのに効果的な方法です。
小さな子供が車の中で寝てしまうということがよくありますが、小さな揺すりによってリラックスすることができるのです。

体調不良を訴えていた方もたったこれだけのことで頭も体も軽くなったとスッキリした感じで帰っていかれます。
そういったトレーニングを定期的に続けていくことで体調が良くなってまた毎日元気に過ごせるようになっています。

ストレス社会の現代では健康に過ごすために自律神経を整えることも重要なことです。

広告