肩甲骨の動きが悪いので良くするにはどうしたらいいのかという相談はよく来ます。
肩甲骨の動きが悪いのは、
・筋肉が硬い
・肩甲骨の動かし方が悪い
という問題が考えられます。
一般的にはストレッチングで筋肉を伸ばすような方法が勧められるケースが多いですが、筋肉が硬いことが原因ならストレッチングでもそれなりに成果があるはずですが、ストレッチングをやっているのに成果がほとんど見られないという相談も多いです。
ということは、もう1つの“動かし方”の問題が考えられます。
動かし方が悪い、つまり動きにくい方向に動かしてしまっていてはスムーズに動くものも動きません。
そうなると緊張が緩むどころかさらに緊張が生まれてしまいます。
そういったケースは動かし方を修正してあげれば肩甲骨周りの筋肉の緊張も緩んで肩甲骨の可動性も広がります。
肩甲骨の動きが良くなると体幹の緊張も緩んで姿勢も整います。
肩こりや腰の筋肉の張りも良くなることもあります。
肩甲骨を動かすというのは体を良い状態で維持するためにはとても大事なことですが、動かし方をちょっと間違えると逆効果にもなってしまいますので、適切なやり方で動かすことが大切です。