「歩いているとガニ股になるんです。直すにはどうすればいいですか?」

普段歩く時に意識している時はうまくできるのにすぐにまた歩き方が悪くなってしまうという相談はよく来ますが、意識していない時、無意識に出るものがその人の癖ですが、意識して直そうとしてもうまくいきません。

それなら悪い癖を直すのではなく、考えなくても良い動きしかできない状態にする、そういう動きを脳にインプットするという考え方で動きのトレーニングをしてみればいいのではないかと考えます。

教えるとなると正しいやり方を教えることばかり、悪いところばかりを指摘しがちですが、結局はやっている本人の感覚が変わらないといくら言葉を尽くしてもその動作は変わらないと思います。
例えば歩いているとガニ股になる人はその場で足踏みをしてみてもやはりガニ股のように脚を動かします。
鏡を見ながら自分の脚の動き方を見てもらって癖を認識したり、脚を動かしている時にどのようなことを考えているのか尋ねてみてもなぜ脚が真っ直ぐに出ないのかという原因を見つけ、そして歩く時の膝の最も自然な動き方、その時の筋肉の緊張の具合を実感してもらうことであれこれ細かい脚の動かし方m着地の仕方を言わなくてもスムーズな脚の動きになります。

歩くというのは「重心の移動」ですから、脚の動きがスムーズになれば体を前に進めていけば良い動きのまま前に進んでいくようになります。
するとやっている方も特に何かを意識しなくても楽にスムーズに歩けている、体が自然に進んでいく、脚が勝手に動いている感覚で歩いていけるようになります。

その歩きの方が楽でスムーズなら元の悪い歩き方に戻るはずはありません。
その方が歩きにくいし脚が疲れますから。

意識よりも「感覚」を変えてあげることが大切ということです。

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