肩こりを改善しようと思って筋トレを始めたところ肩こりが余計にひどくなったというような相談を受けることがあります。
筋トレでも全身弾力のある柔らかい筋肉にするようなやり方でやれば肩こりが改善できますが、逆に肩こりを引き起こすこともあります。
ようは筋トレの「やり方の問題」です。
実際にトレーニングしているところを見せてもらったところやはり動作に問題がありました。
胸や背中を鍛えるマシンでトレーニングする時に腕で一生懸命重りを押したり引いたりしていました。
マシンでのトレーニングは狙った筋肉を意識しやすいのでトレーニング初級者でも簡単に行えるのですが、動作のやり方に問題があれば残念ながら狙った筋肉には刺激は届きません。
エクササイズの最中ずっと腕や肩の筋肉が緊張させていれば肩が凝るのは自然なことです。
クライアントさんで同じマシンを使ったトレーニングを指導しているケースもありますが、肩こりになることもありませんし、むしろ弾力のある柔らかい筋肉になって扱う重量も増えて力強くなっています。
トレーニングで効果を出すためには何をやるかではなく、“目的に合ったやり方”でやることです。