姿勢が良いかどうかというと、背筋が伸びているか、胸が張れているかを気にすることが多いですが、「視線の高さ」は大事です。
猫背を気にしている人の全身の筋肉の緊張を緩めてみると、自然と背中も伸びて猫背が改善しました。
すると、最初に見ていた視線の高さから明らかに視線の高さが変わりました。
トレーニングを定期的に見ている年配のクライアントさんは、以前は気がつくといつも背中が丸くなっているので家族から「背中が丸くなってるよ。背中をシャンと伸ばして!」と言われて直すようにしていましたが、その姿勢が辛くてまたすぐに背中が丸くなり、また奥様から指摘される・・・という繰り返しだったそうです。
ところがトレーニングを始めてから「なんだか姿勢が良くなってきたね。」と言われるようになったそうです。
そうして「最近視線がなんだか高くなってきた気がします。以前はいつも下ばかり見ていた気がします。」ということに気がついたそうです。
姿勢を良くするために特に腹筋、背筋を鍛えるようなトレーニングをしているわけではなく、身体調整で全身の筋肉の緊張を緩めたり、体操のように骨や関節を適切な動かして関節の動きがいつもスムーズ、弾力のある柔らかい筋肉、血液の循環が良い状態を維持していただけです。
歩く動作もスムーズになって長く歩いても疲れなくなってきた、朝起きて体が動き始めるまで時間がかかっていたのが体が軽くなってすぐに動くようになってきたなど体力面、生活面でも感じる良い変化も増えてきたようです。