「太ももの前・裏、内転筋、お尻、ふくらはぎ、ひざ痛を治すためにどれを鍛えるのが正しいんですか?」という相談

書店で健康に関するコーナーを覗いてみると、ひざ痛というテーマでもたくさんの本が出ています。
「太ももを鍛えろ」、「内転筋を鍛えろ」、「お尻を鍛えろ」、「ふくらはぎを鍛えろ」などいろんな筋肉を鍛えるように勧めています。

ひざ痛で悩んでいて、このよう良いと言われる筋トレを全部やってきたけど全く良くならなかったという人が相談に来ました。

姿勢を見てみるとO脚で膝は曲がっていました。
太もも周りの筋肉を触ってみるとガチガチでした。
股関節の動きも引っかかる感じがありましたし、足首を動かしてみても噛み合わせが悪くゴリゴリ音が鳴ってしまいます。
そんな状態で太ももだ内ももだ、お尻だ、ふくらはぎだと部分を鍛えても全体のバランスの崩れが整うはずもありません。

そこで身体を調整して硬くなっている筋肉を緩めてみました。
脚は筋膜にアプローチして全体の筋肉の緊張をほぐしてから動きの悪くなっている股関節や足首の動きをスムーズにして、最後に股関節・膝・足首の正しい連動をインプットしました。

そうすると曲がっていた脚が真っ直ぐになってO脚が直りました。
歩いてみても膝の痛みの怖さがなくなり、脚が軽くなって歩くのもスムーズになりました。

筋肉が弱くなっているから膝が痛くなった、痛みを治すには鍛えないといけないと思っていたのに全く逆の筋肉を緩めて柔らかくすることで痛みが軽くなったことに戸惑っていました。

膝の関節の痛みも脚を真っ直ぐに伸ばせるようにする、関節がきちんと噛み合うように戻してあげれば問題はだいたい良くなります。
しかも元々関節はきちんと噛み合うようになっています。
それが使い方の癖で噛み合わなくなるだけですから、元々の状態に戻してあげれば関節の噛み合わせもきちんと戻ります。
そのために強い筋力、大きな筋肉は必要ありません。
全身の筋肉を元々の大きさ、弾力を取り戻してあげてバランスが整えば力が強くなくても膝の痛みは軽減、改善できます。