ウォーキングもやり方を間違えば膝を痛めてしまう

今回はウォーキングをしていて膝が痛くなったという相談。
歩き方が悪ければ膝は痛くなります。
歩き方が悪い人でよく見られるのは、バタバタ、ペタペタと大きな足音を立てているというものです。
相談に来られた方もそういう歩き方をしていました。

猫背のような姿勢だと足にかかる重みが大きくなりますので自然と大きな足音を立てるような歩き方になってしまいます。
猫背だと脚を真っ直ぐ伸ばすことができませんから、常に脚は曲がっています。
片足スクワットをずっと何百回、何千回としていれば筋肉は疲労しますし、関節にも大きな負担がかかります。
ひざ痛が起こっても仕方ありません。

そこで全身の筋肉の緊張をゆるめて猫背を直し、脚を前に出すのではなく、体を前に進めていくイメージの歩き方に修正すると、脚の運びもスムーズになり足音も静かになりました。
歩いても膝の違和感を感じることもありませんでした。
むしろどんどん太ももの前の筋肉の緊張が緩んで膝の関節の動きが良くなる感じがしたようです。

ちょっとした歩き方の違いで膝は痛くも、動かしやすくもなるということです。