ウエイトトレーニングしているとケガをしやすい体になる?

一般の人の筋トレに対するイメージは「重いものをやる=ケガをする」というものなのでしょうね。
たしかに、ジムでも重りをたくさんつけてトレーニングしている人の中には「ベンチプレスをすると肩が痛い」、「スクワットをすると腰や膝が痛い」と痛みを我慢しながらやっているような人もいますから、そういう人達を見るとそういう印象を持ってしまうんでしょうね。

でも、そういう人たちはトレーニングのやり方に問題があるから体を痛めているだけで、重いものでトレーニングをやり過ぎるとケガしやすいカラダになるということはイコールにはなりません。

私のトレーニングでは、『重いものを軽く扱う』体の使い方をしてもらっています。
トレーニングを見ているのは運動経験がほとんどない女性、年配の方が多いですが、同じ年齢、性別の人達が持っている重りよりもかなり重いものでやってもらっています。
それでもケガをする人なんていません。
重いものをやっているのに姿勢や体のバランスが良くなって肩こりや腰痛やひざ痛も軽くなるので「トレーニングをするのが気持ち良い」と仰っています。

トレーニングの本はたくさんありますが、エクササイズの説明も数枚の写真が載っている程度ですし、ボディビル的なトレーニングが筋トレだと大多数の人は思っているので写真と同じ格好をすること、狙った筋肉に効かせることを意識するので重いものを個別の筋肉だけで持ち上げようとします。
そんな非効率な力任せなやり方では最初はそれなりに扱う重量も増えてもすぐに重量が伸びなくなりますし、肩や腰、膝が痛めてしまいます。

重いものでトレーニングをやればケガのリスクは当然上がります。
しかし、重い重量でも軽く扱うことができればケガのリスクは下げられます。
『重いものを軽く扱う』には高いレベルのトレーニング技術が必要です。

トレーニングでは、まず最初に力を出しやすい関節の角度や力を出すタイミング、そのための呼吸といった力の発揮の仕方の手順などを身につけてもらいます。
こういうことは一般の方向けのトレーニングの本や雑誌には載っていませんし、ジムでも教えられる人はいませんから最初は戸惑いますが、コツが掴めたらあとは『漸進性過負荷の原則』に基づいてやっていけば1年も経てば基本的なトレーニングの原理原則を知らないでやっている人とは大きな差がついてしまいます。

トレーニングをしているのにずっと同じ重さから進歩しない人から見ればすごい重い重量でも、きちんとやっている人にとって適切な重量でやっているだけなのできついとか辛いということはありません。

頑張ってやればいい、やればやるほど良くなるというほどトレーニングは単純ではなく、それなりに頭が良くないと結果には繋がらないということです。

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