「腿を高く上げて大股で歩いたらひざ痛が治る」は本当か?

テレビに出てくる医師が真面目な顔でおかしな歩き方を勧めるので困ります。
先日も「ひざ痛を治すためには腿を高く上げて大股で歩くようにしましょう」と言っていましたが、歩くと膝が痛いケース、それ以外の動きで痛みが出るケースがあります。

歩いて膝が痛くなるというのは“歩き方”の問題です。歩くというと楽な軽い運動と思われがちですが着地の衝撃は体重よりも大きな負荷がかかります。

よくある「踵から着地する」というものは膝に大きなストレスをかけやすい着地です。そういう着地をしている人が大股で歩けばさらに衝撃のストレスを増やすことになりひざ痛が治るどころか余計にひどくなることもあります。

歩くと膝が痛くなるという人は歩き方、直せば痛みなく歩けます。着地に問題がある人は踵からではなく、“足の裏全体”で着地するようにすることです。

また、歩くときの脚のリズムを考えずに歩いている人が多く、ほとんどの人はいつも同じ脚の方にポイントが来るように歩いています。そういう場合は歩く時のリズムを変えれば左右均等にポイントが来るようになり、体重も均等にかけるので痛みが出なくなります。

関節運動の問題で起こる痛みに対しては関節がきちんと噛み合っていないせいで膝に痛みが起きていることがほとんどですから、変わった歩き方をするよりも関節をきちんと噛み合うようにする方が大事です。

しゃがんで立ち上がったり歩くと膝に痛みが起こるという人が相談に来ました。
脚をみると本人は伸ばしているつもりでしたが、真っ直ぐ伸ばせていませんでした。
太ももの前の筋肉はガチガチに固まっていて筋肉の緊張のバランスも崩れてしまっていました。

股関節・膝の動きが悪いために関節がきちんと噛み合っていないのだろうと思って股関節・膝の正しい動きを入力する調整を行うとガチガチに固まっていた太ももの前の筋肉の緊張も緩んで弾力のある柔らかい筋肉になりました。
正しい関節の動きを入力したので脚も真っ直ぐに伸ばしてきちんと立てるようになりました。

腿を上げたり大股で歩いたりしなくても普通に歩くだけで痛みを気にしないで歩けるようになりましたし、脚の軽さの驚いていました。

変わった歩き方をすることよりも、スムーズな歩き方をきちんと身につける方がひざ痛の人にははるかに大切です。

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