#81 ランニング指導の勉強 in 北海道

魚住先生が毎年されているランニングクリニックに帯同させていただき勉強させていただきました。
ランニング指導の考え方については随分前からやってますが、勉強会では話が中心で実際に指導されているところを見てみると話だけではわからない部分がたくさんあり非常に勉強になります。

走るというと「腕振りをどうするのか」、「脚はどう動かすのか」というところを気にしがちですが、スキップ、腿上げ、お尻叩きといった動きで腕振りや着地、脚の動きといった部分の練習になります。
今回のクリニックは中学校1年生もいますので、細かいことを言っても理解するのが難しいはずですが、動いていくなかでどんどん走りが良くなっていくのが見ているだけでもわかりました。

走る動作に必要な動き作りをした後は実際に走っていきますが、練習で繰り返したのは『6歩での加速』です。
走るというと脚を一生懸命動かせばスピードが上がると思いがちですが、そういう走りはバタバタして疲れてしまいます。
トップスピードに速く乗れたとしても残りで大きく減速してしまいタイムは伸びません。

スピードは一気に上がることは難しく、加速的に上が上がります。
その加速していく感覚を身に付けると、後は一生懸命腕や脚を動かそうという意識がなくてもブレーキを意識的にかけないように体を前に進めていくイメージをもつだけでバタバタ走る選手はいなくなり、最初の6歩の加速だけで100mまで楽に走れるようになる選手もいます。

練習中は、常に「楽に」、「リラックスして」、「一生懸命頑張らない」、「疲れないように」というような声かけばかりです。
そういう練習ですから、息が上がる選手はいません。
中学校1年生も90分の練習を最後まで走りきることができます。

『いかに余裕をもつか』という練習でしたが、それで選手の走りが短時間で変わってしまうので驚きです。

午後は走り幅跳び、高跳び、砲丸投げ、やり投げ、ハンマー投げなどの競技の指導も見学させていただきましたが、難しいアドバイスはほとんどなく、ちょっとしたポイントだけでどんどん動きが変わってくるので、教える側の技術だなとつくづく思いました。

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