走っているとすねが痛くなる

ランニングをしていて痛みが起きるとほとんどの人は痛い部分の筋肉のストレッチや筋トレで強化しようとするような対症療法をとりますが、いくら筋肉を鍛えようがストレッチをしてもまた走り出すとすぐに痛みは起こります。
痛みが起こる原因が「走り方」にあるからです。

脛が痛くなるという相談が来ました。
今回は足が地面に着く場面に問題が見つかりました。
「踵から着地してつま先で蹴るような走り方」をしていました。
ほとんどの人が正しい走り方というとこういう走り方をしますが、相談に来られた方も「これが正しい走り方だと本に書いてあったから」という理由でこういう足の使い方を意識していました。
踵から着けるような動きは動作にブレーキをかけてしまいます。
ブレーキの動作はもっとも筋肉痛が起こりやすい動作ですから筋肉へのストレスも大きくなります。
筋肉が耐えられなくなると骨や関節にストレスがかかってきてしまいます。

こういったケースでは全身の筋肉の緊張をとって体を整えて、走り方、特に接地を直すようなことをすれば問題は解決できます。

まずは全身の筋肉をゆるめて立ち姿勢を直し、歩き方も修正し、そこから走り方の修正をしていきました。
接地は足裏全体でフラットに接地する感覚を繰り返すことが痛みが出なくなりました。
そこから徐々にランニングスピードが上げていきました。
スピードが上がれば接地時間が短くなりますのでフラットに着地することが難しくなってきます。
トップアスリートくらいのランニングスピードになってくるとつま先から着地するような動きに見えます。
それでも常にフラットに着地する意識で走るとランニングスピードが上がっても脛に痛みが出ません。

ある動作をすると痛くなるというケースのほとんどは自然にやればそうなる動きを意識してやろうとしていることが原因です。
いくら筋肉を鍛えたり硬くなっている筋肉をストレッチしても効果がないのはそういう理由です。