ランニングの腕振りを良くしようと肩甲骨周りほぐそうとすると肩が凝る

ランニングの腕振りを良くするために肩甲骨の動きを良くする方法として、手を肩に乗せて肘で円を描くように動かす「腕回し」がよく行われます。

某大学の監督もテレビで腕回しをして肩甲骨周りをほぐすことを勧めていましたが、それを見てやったという人から、「あの通りにやったのに肩こりになってしまいました。私の肩甲骨が硬いからでしょうか…」という相談を受けました。

どのようにやったのかを見せてもらっただけで原因がわかりましたが、肩甲骨を大きく動かそうとして筋肉が余計に緊張して硬くなって肩こりが起こってしまったようです。

そこで、動かし方のイメージを変えて、大きくではなくもう少し小さな動きからやってみると肩甲骨もよく動くようになりました。
首筋の筋肉も柔らかくなって肩こりも良くなりました。

もともと肩甲骨はよく動くようになっています。
動きが悪くなる原因として多いのが肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまうことです。
筋肉が硬くなっているのに無理やり大きく動かそうとすれば筋肉は余計に緊張して硬くなるだけです。

そういう時は発想を変えて、その人にとってやりやすい範囲で動かしてあげれば筋肉が緊張することもないのでリラックスが生まれ、筋肉も緩みます。
筋肉が緩めば肩甲骨はさらに動かしやすくなり、どんどん動きが大きくなります。

そもそも腕振りをスムーズにしたいのであれば腕振りの練習をすればいい、スムーズに振れるようになれば肩甲骨周りの筋肉も緩んでしまうんですけどね。

それはともかくとして、意識が引き起こすのは筋肉の緊張です。
一般的な指導だと『一番大事なところ』を意識したり、させたりしてしまいがちです。
それが一番大事なところの動きを悪くしてしまいます。
一番大事なところほど無意識、リラックスが必要です。
そのために「意識」をどう使うかがとても重要です。

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