#79 野球指導の勉強 in 長野 〜ランニング、守備、ピッチング編〜

2日目は朝のウォーミングアップからスタート。
  
短時間のウォーミングアップで軽く体が温まったらベースランニングがスタート。

一般的な野球の走り方の教え方は脚をたくさん動かして速く走ろうとしますが、できるだけ少ない歩数でどんどん加速させていくかということをイメージしながらやっていくのでバタバタした感じが全くありません。

さらにベースランニングではできるだけスピードを落とさないで体の向きを変えないといけないのですが、一般的には全速で走っていて90度体の向きを変えるのはできないと考えてベースの前から大きく膨らんで体の向きを変えますが、その思い込みをなくすだけでスピードに乗ったままで体を倒してもこけたり、バランスを崩さないで体の向きを変えることができるようになります。

ベースランニングだけて30分ひたすら走り続けます。

ベース一周などもありますから普通は息が上がりそうなものですが、少ない歩数で加速させていくことをイメージしながらやるので余計な力を入れずリラックスした走りになるので疲れないのでしょう息が上がっている選手はいませんでした。

次はキャッチボール。
これもただ肩を温めるくらいのイメージでしかやらないところですが、それだけだと効率が悪くなるので守備練習に繋がるようなことや体全体を使ってボールに力を伝えていく投げ方の練習も入れて行っていきます。

普通なら立ち投げでただ距離を長くしていきますが、ちょっと工夫するだけでフットワークやハンドリングの練習や下半身から力を伝えていく投げ方が自然とできる練習になります。
ちょっとした工夫で体もほぐれてきます。
キャッチボールも30分くらいやっていましたが、疲れた様子は全く見られません。

そして体も温まってほぐれてきたら守備練習。
驚いたのはどんどん打って休みなく動いていくことです。
普通は同じポジションを続けていきますが、よく考えるとそれだとどうしても止まる時間が出てきます。
ボールを扱う回数が減るので技術もあまり向上しません。
ちょっと工夫するだけでボールを捕ったり投げる回数が増えるので技術も身についてくるのでミスも少なくなります。
1時間半くらいやっていましたが、気持ち良さそう、楽しそうにやっているので見ている方も楽しく、時間が経つのを忘れていました。

午後からは投手のピッチングを見学しましたが、アドバイスはシンプルで、「力を抜いて入れる方が良いボールがいく」、「コースを狙うのではない」というようなものでしたがコントロール良く投げられていて、ほとんどの投手が基本のアウトローへ勢いのあるボールを投げられていました。
それくらいきちんと体が使えていたということです。

2日間通じて感じたのは、「楽しそう」だということです。
長時間の練習になるとどこかで疲れを感じたりするものですが、昼食の休憩以外で長時間の休憩を入れるようなことはありませんでした。
むしろ選手が「やりたい」と思ってやっているような感じです。
だから動きもテキパキして時間の無駄も自然となくなるのでしょう。
見ている方も疲れを感じないで、楽しく見ることができましたが、きっとそういうことがあるからなのでしょう。