#78 野球指導の勉強 in 長野 〜バッティング編〜

野球指導の勉強に長野まで行って来ました。

打ち方、投げ方、走り方の基本的な考え方は何年も前から勉強会などで教わってきましたが、選手の動きを見てどのような声のかけ方、アドバイスをして良い方向に導いていくのか、限られた時間、環境の中で練習をどうやって進めていくのかということが知りたいと思って高校野球の指導に同行させていただきました。

  
1日目はバッティング。
選手のバッティングフォームは個性的で同じフォームの選手はいません。
全員を指導していくとなるとそれなりに人数がいると1人に時間をかけ過ぎるわけにはいきません。

そういったケースでどのように指導をしていくのだろうかと見ていると、選手が打つのを数回見て、どこがスムーズに行っていないのか、どうして思ったような打球が飛んでいかないのかという原因を見つけてアドバイスは一言二言、そんな感じです。

手脚の細かい使い方のようなバッティングフォームには一切触れず、基本的には「いかにバットのヘッドを加速させるか」、「余計な力が抜けてリラックスした時が一番バットが速く振れる」ということを選手に感じさせるようなアドバイスだけです。
「こうやるともっと楽に振れるでしょ」、「楽に振っても強い打球が飛ぶでしょ」、「バットのヘッドを立てたままと、少し倒すのとどっちが自分がバットが出しやすいか、どのくらいの倒し方が一番フィーリングが良いのか自分で考えながらやってごらん」といったような声かけが多かったですが、それだけでスイングや打球の勢いが変わります。

そうすると、ロングティーだけで3時間半くらい、その他の練習も加えると5時間近くずっとバットを振りっぱなしでしたが疲れた様子も、途中で休憩することもなくずっと打ち続けていました。
自分が打ちたい方向に強い打球が打てるようになると気持ち良い、楽しいからもっとやりたいと感じるから疲れなんて感じにないし、スイング自体に無駄な力が入らないので疲れないのでしょう。
暗くなるまでひたすらバットを振って1日目は終了しました。

2日目も午後から3時間半ひたすらバットを振り続けていました。
その様子を見ていると1日目と比べて体がガッシリとして大きくなったように見えました。
ガチガチで硬くなっていた筋肉が解れて柔らかくなり、膨らんだからそう見えたのかもしれません。

構えた時点で打ちそう、打てそうな雰囲気で立っている選手ばかりでしたが、実際の打球も初日は勢いのない打球が多かったのですが、ライナー性の打球や球足の速いゴロばかりで見違えていました。

たった1日、ちょっとしたアドバイスでここまで変わるものなのかと驚いてしまいました。

次回へ続く。