#74身体調整について学んできました⑥

定例勉強会に参加するために大阪へ行ってきました。

今回のテーマは『自然体へ導く』でした。
これは何年も続けているテーマですが、毎回新しい気づき、発見があるものです。

「こうじゃないといけない」わけではない

肩・腰・膝の痛みの多くは骨などの構造に異常が原因であることは少なく、ほとんどは姿勢や体のバランスの崩れです。
ですから体を元々の自然体の状態に戻してあげると体の不調も良くなるだろうということで身体を調整したりトレーニングしていきますが、自然体の定義は1つではありません。
その人の体の状態によって臨機応変に考えていくことも必要です。

今回は参加者の質問の中で普通の健康体の人の自然体の考え方が当てはめられないケースが出てきました。
そういった場合でも「こうでないといけない」ではなく『環境に応じて楽な姿勢をとらせることが大切』ということが大事になってきます。

一箇所に大きなストレスがかかるような姿勢だと不調が起きてしまいやすいからオーバーストレスがかからない楽な姿勢は?というように考えてみれば様々な自然体の考え方が出てきて身体を調整していく様々なアプローチも出てきます。

日常どういったことをしているかをしっかり聞き出す

今回は個人の質問で身体を調整してもなかなか効果が持続しないケースを挙げました。

なかなか状態の改善が進まないのは自分が相手の体をチェックした時の見立ての問題か、ストレッチなどの調整テクニックの問題なのか疑問でしたが、問題はそれ以外のところに見つかりました。

どのように見立てを立て、どのようなアプローチをしているのかを説明しているなかで趣味などその方が日常どういったことをしているのかということまで情報を聞き出せていないことがわかりました。
身体を調整して良くなった状態を維持するために趣味を楽しむ時にどのようなことに気をつけるのか、合間の休憩時間にどのようなことをしてその良い状態を崩れないようにするのかということをアドバイスしておかないといつもと同じことをすればまた調整する前の崩れた状態に戻っていってしまうからなかなか改善が見られないということでした。

相手の脳に理解させる

姿勢や体のバランスが崩れている人には間違った感覚、情報がインプットされてしまっています。
身体を調整したりトレーニングをするのは『脳の間違った情報を書き換える』ためでもあります。

身体を調整したりトレーニングをして良い状態になれば普通はそれがずっと続きます。
しかし、ほとんどの方はそれが長続きしません。
その時に考えられるのが、何か他の情報が入っているかもしれないということです。

調整したのに仕事や趣味などをやる時の姿勢が崩れた姿勢の情報がインプットされていると調整やトレーニングで入力した情報が書き換えられるから次のトレーニングの時に崩れた姿勢になっている、だから調整やトレーニングよりも趣味などをやっている時の姿勢をアドバイスする方が効果的だというのもそういったことからです。

今回は良い姿勢というものを考える時に自分なりのものを持つことは大事だが、いろんなケースに対応できる柔軟な発想を持つことの大切さを感じました。

その他にも皮膚や筋膜、関節内運動といった新しいアプローチの考え方も教わり、まだまだこれでいいと満足している場合ではなく、体の見方、体の触り方・動かし方などいろんな考え方があるなということを感じました。
来年も満足せずに自分のレベルを上げるために引き続きいろんな勉強をしていこうと思います。