歩き方に気をつければ脚は引き締まってヒップが上がってくる

ほとんど人はウォーキングを筋肉を鍛えるため、脂肪を燃焼させるための手段だと勘違いしています。
そういった人は歩くと膝が痛くなってしまうことがあります。

そもそも自分のペースで歩いている時というのはもっとも効率の良い運動になっています。
効率が良いということは負荷も軽くエネルギー消費も少ないので楽な運動だということです。
だから歩いても筋肉が強くなることもないし、体重が減るなんてこともないのです。

ですが、柔らかい筋肉を作るという発想で考えた時には効率が良い運動というのは緊張が少ないわけですから、筋肉を緩めるには効果的な方法になるということです。
良い歩き方をすれば筋肉も柔らかくなったり姿勢を整える効果があります。

クライアントさんが、「歩くと太ももの前やふくらはぎが疲れてしまうんです。」と相談してきました。
そこで歩き方をチェックしてみると踵から着地して地面を蹴って脚を前に出してどんどん脚を使って歩くような歩き方になっていました。
立った姿勢をチェックしてみても体に捻じれがあり、背中や腰の筋肉が硬くなっていました。

そこで体操やスクワットなどのエクササイズを行って硬くなっている全身の筋肉を柔らかくして体の捻じれを直し、姿勢を整えました。

そして改めて歩いてみると今度は腰の位置が高くなったので重心を前に進めていく感じでスムーズに歩けるようになりました。
着地も足裏全体にきちんと体重を乗せて、地面を蹴る余計な動きもなくなり、自然に地面から足が離れていくような動きになりました。

体を前に進めていくだけで脚が後からついてくる感じでリラックスして歩けるようになり、少しスピードを上げてジョギングくらいの速度で走ってみましたが脚の疲れを感じることなく気持ち良く走れるようにまでなりました。

歩き終わった後に感想を伺うと「進むのに余計な力を使わない感じなのでどんどん進んでいくけど疲れない。体を動かしている方が楽で止まる時の方が大変です。」と仰っていました。

改めて体の状態をチェックしてみるとトレーニング前は硬くなっていた太ももの前やふくらはぎの筋肉は柔らかくなり、お尻や内ももに気持ち良い疲労感がありました。
姿勢をチェックしてみるとヒップアップして脚が真っ直ぐに伸びた姿勢になりました。

ほとんどの人は太ももを細くするために太ももの前を柔らかくするためにストレッチングで伸ばして内ももを鍛えるエクササイズを行い、ヒップアップするためにお尻を鍛えるエクササイズをわざわざやりますが、良い歩き方をすればそんな筋トレなんてしなくても歩くだけで引き締まった太もも、ヒップアップした姿勢を作ることができます。

筋肉を鍛えることだけがトレーニングではないということです。