「腰が1番痛いんですが膝も痛いし、肩こりもあるんです。」という相談がきました。
多くの人が痛みが起こっているところに問題があると思っているのでその他の不調との関連についてあまり考えないようですが、全身は繋がっていますので腰に1番大きな崩れが出ただけのことで姿勢やバランスの崩れは全身的に起こっています。
その方も鏡の前に立ってみると真っ直ぐに立てていませんでした。
筋肉の硬さに左右差が見られたり、骨盤のゆがみもあって一方の肩や腰が前に出てしまっていました。
手足を触ってみても冷たく、話を伺うと冷え症もあるということでした。
全身のあちこちに捻じれが起こってれば脚を真っ直ぐに伸ばせなくなって膝に痛みを感じてしまうのも仕方ないことですし、姿勢や身体のバランスが崩れてしまえば筋肉も硬くなって血流やリンパの流れが悪くなってしまうので肩こりやお腹の冷え、手足の冷えが起こっても仕方ありません。
揺すったり関節を動かすなどして全身の筋肉を緩めて関節がスムーズに動くようにしていきました。
そうすると姿勢や身体のバランスがどんどん良くなっていくのを実感できたようで、調整後は立ち上がってみても腰の痛みが軽くなっただけでなく、肩こりや膝の違和感なども軽くなった驚いていました。
それからトレーニングも行っていきましたが動きの硬さもどんどん改善して楽にスムーズに手脚を動かすことができるようになりました。
トレーニング後は身体もポカポカしてきたそうで、お腹や手脚の冷えの改善も見られました。
全身は繋がっているわけですから姿勢や身体のバランスが崩れてしまえば同時にいろんな不調が起こりますが、それを整えてしまえばいろんな不調を同時に改善することもできるということです。