ロングブレスをしても腰痛が良くなることはない

先日テレビで「ロングブレスで腰痛を改善」というのをやっていました。
そのテレビが言うには「腰が痛くなるのは腹筋が弱いから、インナーマッスルが弱いからでインナーマッスルである腹横筋を鍛えれば腰痛が良くなる」ということでした。
そのためのトレーニングとして出てきたのが一時期ダイエットで流行った『ロングブレス』でした。

腰痛に悩む著名人や有名人も大勢やっているそうですが、実際に腰痛の人がそれを何セットもやっても腰痛は少しも良くなりませんでした。
「身体が熱くなってきて汗が出てきました」という感想を言っていましたが、7秒間も強く息を吐供養なことを何回もやっていればそのくらいは普通です。
肝心の腰痛は何の変化も感じていませんから、腰痛改善に効果は出ていないということです。

目的にあったことをきちんとやれば1回やっただけでも必ず変化はあります。
腰痛も完全に治らないこともありますが、確実に良くなったという変化は出ます。
だからそれを続けていくと腰痛が治るんです。

そもそも腰痛の原因が間違っていますが、筋力が低下するから起こるなんてことはないんです。
腰痛は『姿勢が悪くなる』、『全身の筋肉が硬くなる』せいで身体がバランスの崩れてしまうから起こるのです。

腰が強く張っているという人から椎間板ヘルニア、座骨神経痛といった病名がついている腰痛の人まで見てきましたが、みんな腰だけでなく背中や首、お尻や太もも、ふくらはぎなどありとあらゆる筋肉が硬くなっています。
歩いている姿を見ても、とても良い姿勢には見えません。

そういった人でも全身の硬くなった筋肉を緩めて柔らかくして関節の自然な動きを取り戻し、血液やリンパといった循環を改善すれば身体のゆがみや捻じれも直って全身のバランスも整って姿勢が良くなります。
もちろん歩いている姿勢も良くなります。
わざわざきつい筋トレなんてする必要もありません。

あれはあの人がやって良くなったあの人のための腰痛改善の運動です。
あなたの腰痛改善には全く役に立ちません。
腰痛を根本から治したいなら筋肉ではなく骨格をきちんと整えることです。
そのためには全身の筋肉を柔らかくするようなトレーニングが大切なんです。