「変形性膝関節症で膝が痛いんです。どうしたらいいですか?」

膝の痛みの改善というとよく「太ももの筋肉を鍛えましょう」と言われますが、変形性膝関節症という軟骨が磨り減って変形しているような場合、脚を真っ直ぐに伸ばすことができずO脚やX脚のように脚が捻じれしまっていますので負荷をかけると余計に痛みが出てしまって鍛えることができません。

変形性膝関節症は筋量、筋力が低下して軟骨が磨り減るのではなく、立っている時やイスの座る立つ、歩く時に関節がきちんと滑らない、ぶつかるような使い方をしてしまっているからです。

先日、変形性膝関節症の膝の痛みに悩む方から相談を受けましたがイスの座る立つ、歩く時に膝に負担をかけるような使い方をしているせいで太ももの前の筋肉が強く緊張していました。
太ももだけでなく首や肩、背中、腰、お尻といった筋肉も緊張が見られました。

そこで全身の筋肉の緊張をゆるめて体や脚の捻じれを改善して関節をスムーズに動かせるようにするとO脚のようになってきちんと伸ばせなかった膝が伸ばせるようになって脚が軽くなり、膝の痛みを気にせずに歩くことができるようになりました。

膝の問題というと普通は膝が悪いとばかり思ってしまいますが、立った時には膝だけでなく股関節をきちんと伸ばせないと脚も伸ばせませんし、歩いたり階段を昇り降りする時も膝だけでなく、股関節や足首も一緒に動かせないとスムーズに昇り降りすることはできません。

変形性ということで脚を完全に真っ直ぐに伸ばすことはできないかもしれないと思っていましたが、初期ということもありきちんと伸ばせるようになりました。

筋肉を鍛えるということも解決の方法の1つとしては考えられますが、軟骨が磨り減ってしまった原因から考えてみると筋肉を緩めて関節をスムーズに動かせるようにしてできるだけ真っ直ぐに脚を伸ばすような感覚を教えてあげる方が短期間で効率良く痛みを改善し、日常生活が楽々過ごせるようになるんです。

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