「ヒアルロン酸注射をしているのにひざ痛が良くなりません。」という相談

膝の痛みで悩んでいるという人は痛みを改善するためにいろいろな方法を試しているという人も少なくありません。

体重が多いと言われると食事を制限して体重をコントロールしたり、筋力をつけるように言われると水中を長時間歩いたり、痛みを我慢してウェイトトレーニングに取り組んでみたり、サプリメントを飲んだり、ヒアルロン酸を注射した方が良いと言われたらそれを行ってみたり。
それで良くなれば何の問題もないのでしょうが、いろいろやっても良くならないということで最終的に相談に来られます。

骨に問題がないが動かすと痛みが出る人、軟骨がすり減ってしまっている人、変形性膝関節症と診断を下されている人までいろいろな人が相談に来ますが、膝が痛くなる原因の多くは立ち方、座り姿勢、しゃがんで立ち上がる、歩く、階段を昇り降りするといった日常生活動作の癖によって身体のゆがみや捻じれ、バランスの崩れが起こっていることです。

人がヒトである最大の特徴は、“股関節、膝を伸ばして2本足できちんと立つことができること”です。
膝に痛みを抱えている人は捻じれが起こっているために膝をきちんと伸ばすことができず、膝のお皿は正面ではなく斜めを向いてしまい膝も曲がってしまいます。
そんな状態で食事制限をしたり、筋力をつけるためにウェイトトレーニングを行ったり、サプリメントを飲んだり、注射を打ったところで根本的な解決は期待できません。
そういった場合は、まずゆがみや捻じれを直して股関節、膝をきちんと伸ばして立てるようにしていきます。

膝の痛みの改善のトレーニングでもまずはスムーズに関節が動くようにしたり硬くなっている筋肉は緩めて全身を整えて自然な良い姿勢に戻していきます。
自然な良い姿勢になり、バランスのとれたカラダになると膝のお皿も正面を向いて曲がっていた脚もきちんと伸ばせるようになります。

そこから日常生活の動作をスムーズにできるようにしたり、良い姿勢を維持するための筋力を高めることを目的としてウェイトトレーニングも行います。
具体的なエクササイズとしては『スクワット』を行います。
日常生活で言うとしゃがんで立ち上がる動作になりますが、このスクワット動作がスムーズにできるようになると楽に立てるようになったり歩く動作もスムーズにできるようになります。

トレーニングを継続していくと負荷を上げてバーベルを担いでスクワットをしていただくようなこともあります。
一般的には重い重量でスクワットをすると膝が痛くなる可能性があると言われますが、適切なやり方で行うようになると筋肉にはしっかり効いた感じがありますが、関節には大きな負担がかかることもなくやはり立ち方、歩き方が楽になります。

膝の痛みで定期的に病院でヒアルロン酸を注射していたという人も半年以上トレーニングを続けていると膝の痛みを全く感じなくなり、注射も打たなくても良くなったというケースもあります。

いろいろな方法を試してみてもなかなか良くならない人は姿勢、身体のバランスを戻してみることが必要だと思います。

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