「肩を少し上げると痛いんですが何をしたらいいですか?」という相談

先日、肩の痛みを改善するためストレッチとして腕回しは間違ったストレッチと言っているテレビを見つけてしまいました。
個人的には間違いというよりは、動かし方を“勘違い”している人が多いので効果が出ないのだと思います。
適切な動かし方をすれば肩甲骨周囲の筋肉は柔らかくなり、肩の痛みを改善することもできます。

最近肩の痛みについて相談されることが増えていますが、ほとんどの人が硬くなった筋肉を一生懸命引っ張ったり、肩関節本来の動きとは外れた動きで回しています。

先日も肩が痛いという人から「肩を少し挙げると痛みが出るので何をしたら良いですか?」という相談を受けました。

首筋や肩の筋肉を触ってみると硬くなり弾力もなくなってしまっていました。
そこで肩を楽々挙げられる位置で呼吸をつけて挙げ下げを10回、手のひらを向かい合わせてバンザイするように肘の曲げ伸ばしを呼吸をつけて10回、腕回しを後ろ回しだけ10回、合計30回行いました。

すると硬くなっていた肩の筋肉が緩んで柔らかくなり、押してみても指が入るようになりました。

動かした時点ですでに肩の痛みもなくなってしまいましたが、バンザイしたり腕回しをしても痛みも出なくなり、肩甲骨も良く動かせるようになりました。
さらに、肩の筋肉の血流が良くなってポカポカ暖かくなったそうです。

肩こりや肩の痛みのある人は血流が悪くなっています。
ですから痛みを改善するためにはただ筋肉を鍛えたり引っ張るだけでなく、血流の改善も必要です。

そのためには筋肉を収縮-膨張させること、つまり関節運動をすることです。

腕回しがきちんとできることは肩の関節を安定させるためにインナーマッスルも使われますので衰えることもなく、必要最低限の筋肉を維持するためのトレーニングになります。

わざわざ痛みを我慢して辛い筋トレをしなくても肩の状態を良くすることはできるということです。

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