水の飲み過ぎは身体に悪い

健康やダイエットをテーマにした番組で水を飲むことを勧めるケースをよく目にします。
血液をサラサラにするために1日2ℓの水を飲むことを勧めたり、減量のために体重1kgあたり50ccの水を飲むことを勧めたりしています。
このように言われると水を飲むと身体に良いというイメージを持ってしまいがちですが、水の飲み過ぎには気を付けなければなりません。

血液中の水分が多くなってしまうと血液全体の量が増えますが、それを送り出すために血圧が高くなってしまうこともあるそうです。
また、身体の中に水がたくさん溜まることで『身体の冷え』を起こす可能性も高くなります。

身体が冷えるとくしゃみや鼻水、下痢、偏頭痛などの症状が起こるそうです。
それ以外にも脚やふくらはぎがむくんでしまいます。

水分には副交感神経を活性化させる働きもあるので水分をとるとリラックスできますが、過剰に摂り過ぎると胃酸が薄まって消化不良になることもありますので、ほどほどが大事です。

こういった不調を起こさないためにも“摂った水を排出する”ことがもっと大事になってきます。
最近では仕事中もずっと座ったまま、移動も車、身体を動かす習慣がないという人が増えています。
身体を動かさないために摂った水分だけでなく、血液やリンパといった体液の正常な循環も崩れてしまっている人も少なくありません。
肥満気味の人も身体の循環が悪く、身体は冷えを起こしがちです。
そうなると水を飲むことよりも身体の循環を正常に機能させることの方が重要になってきます。

正常な循環を取り戻す、維持するためにも関節を日頃からよく動かすような運動もこまめに行うようにしたり、食事でも暖色の食べ物(黒・赤・橙色・黄色)、熱や塩分を加えて料理した食べ物、発酵食品を摂って身体を温めて余分な水分の排出を意識するようにしましょう。

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