真っ直ぐ伸びた綺麗な脚を作るためのスクワットのやり方

脚の引き締め、綺麗な脚を作るために効果的なエクササイズとしてスクワットがよく例に挙げられる。

一般的には太ももの前や内ももなど気になる部分を鍛えるようなことをやらせるが筋肉を鍛えれば筋肉は細くなるどころか発達するし、筋肉は硬くなってしまう(鍛えるとは硬くするという意味がある)

目的に合わせたやり方で行うことが必要。
スクワットには重りの担ぎ方から足幅、しゃがむ深さによってバック、フロント、クォーターやハーフ、パラレル、フル、ワイド、ナローなど様々なバリエーションがあるが、ここで言う“やり方”とはバリエーションの話ではなく、「手順、体の使い方」のこと。

太ももの前や外側の筋肉が付き過ぎていたり、お皿の上にたるみが見られるような人はしゃがんで立ち上がる動作の中で膝の使いすぎる傾向がある。
太ももの前の筋肉は膝を伸ばす働きがある。
だから膝の使いすぎで太ももの前の筋肉が発達してしまっている。
そんな使い方の人にスクワットをさせても膝を使って動作するので余計に筋肉は発達する。

また、地面に着いている足の裏のつま先や母趾球で踏ん張るようにやらせるケースも見られるが、そういったどこか特定の部分を意識した動作も一部の筋肉だけを使いすぎてしまう。

立ち上がる時の手順は股関節→膝→足首。
それなのに母趾球で踏ん張って立ち上がろうとすれば手順が違うのでスムーズには立ち上がれない。
すると太ももの前や外側に余計な力が入ってしまい、当然太ももの前や外側の筋肉が発達してくる。
細くしたいのに逆に太くしてしまう。

全体のバランスを整えて綺麗な脚を作りたいのであればどこかの筋肉を意識してスクワットをする必要はない。
適切な手順でしゃがんで立ち上がればいい。
負荷も自重で十分。

しゃがむ時は足首をゆるめれば膝、股関節もゆるむ、もう少し深くしゃがみたいのなら膝をもう少しゆるめればいい。
そうすればお尻は自然と沈んでいく。
その時に体重が母趾球に乗るイメージくらいの程度で意識は十分。

立ち上がりは股関節から伸ばしていけば膝、股関節も自然に伸ばされる。
そうすればどこか特定の部分にだけ大きなストレスがかかることもなく、脚全体をバランスよく使って動作するようになるので楽に立ち上がれるし、筋肉の付き方もバランスよくなる。

普通に立っている時は足首は軽く曲がった状態なので股関節、膝は伸ばせない。
しゃがむ・立ち上がる動作をする時は足首が軽く伸びた状態、踵の下に入れて軽く踵が上がった状態にすると動作がやりやすくなる。

回数は基本的には無限大です。
楽にやっていても筋肉は使えば疲労します。
脚全体に疲労感を感じたら終わればいい。
しかし、終わった後は脚の筋肉の緊張のバランスも整い、真っ直ぐ綺麗に伸びた脚になる。

太ももを細くしたいなら筋肉を鍛えるのではなく、適切な手順、やり方でしゃがむ・立ち上がる動作をすることです。