#57 関節モビリゼーションについて学んできました③

今回のテーマは『関節モビリゼーション』

肩こり、腰痛、膝の痛みを改善を目的とする方の指導で筋肉の弾力、関節本来の動きを取り戻すためになどのでも使っているテクニックですが、それなりに結果は出ているものの自分の中でテクニックやアプローチに自信を持てない部分がありましたので、テクニックの見直し、考え方や視点に問題がないかを再確認してきました。

緩いポジションで緩く動かす

今回は思ったような結果が出ないものとして、腰痛や猫背、股関節の違和感について質問させていただきました。

相手の状態について、問題が起きている原因についてどう考えたか、それに対して何をどのようにやったのかを説明してから手技を見ていただきました。

腰痛のケースでは筋肉を緩めたいはずなのに筋肉が緊張してしまうようなアプローチをしてしまっていること、手技についても早く筋肉を緩めたいと思うあまり筋肉の緊張が出るところまで無理に動かしてしまっていたところが原因でした。

筋肉に余計な緊張がないところで、緩く動かすだけで一生懸命やっても緩まなかった筋肉も柔らかくなりました。

部分だけでなく、その周辺の状態を良くして問題点を改善する

猫背のケースでは前に出ている頭の位置を直すために首の周辺ばかりにアプローチしていましたが、それよりも肩甲骨周辺、胸椎からアプローチして頭の位置を良くしていく方法をアドバイスしていただきました。

呼吸を使って肋間筋を緩めるテクニックを教わりましたが、仙腸関節の動きを改善するアプローチと組み合わせて首周辺にアプローチすると姿勢も自然と良くなり、頭の位置も良くなりそうなイメージが湧きました。

どこの筋肉、骨をどうしたいのかを考えて動かす

股関節の違和感のケースでは股関節・膝・足首の連動を出すアプローチのテクニックを重点的に見直していきました。

手技をやり始めると同時に問題点を指摘されましたが、ただ股関節、膝、足首を曲げたり伸ばしたりしているだけで筋肉が緊張していないか、関節はスムーズに動いているかといった視点が足りませんでした。

今回は2人だけでしたので1つ1つ丁寧に教わることができましたが、股関節周辺の筋肉の余計な緊張が出ていないか、スムーズに動いているか、股関節周辺が緩んだら膝。
こちらも同じようにルーズなポジションで楽に動かします。
最後に足首を一緒に動かす。ただし、筋肉に余計な緊張が出ない小さな範囲から。

そんな風に1つ1つ丁寧に行っていくことで本当の意味での“連動”が生まれ、太ももだけでなく臀筋まで緩み、立つこと、しゃがむこと、立ち上がること、歩くことが楽にできるようになります。

方法ももちろん大切ですが、考え方はもっと大切だなということを改めて感じました。