ゴルフのパフォーマンスアップにも体幹トレーニングは必要?

先日、女子ゴルフで15歳のアマチュア選手が優勝して話題になりましたが、彼女は器械体操をやっているそうですが筋トレはしていませんが腰の回転は鋭く、バランスの良い素晴らしいスイングをしています。
一方でプロでも筋トレを始めて筋量・筋力だけを高めた結果、成績が上がらなくなった選手もたくさんいます。
筋量や筋力が上がれば飛距離が伸びる、腰の回転が速くなると思っている人は多いですが、競技のパフォーマンスを決めるものは筋力だけではありません。

>最近では“体幹強化”の相談も多いですが、ゴルフのスイングは体幹だけではできません。
動作において決定的な仕事をするのは腕や脚です。
ですから、全身のバランスが崩れてしまっているといくら体幹を鍛えてもパフォーマンスには繋がりません。

また、腕の筋肉を大きくしたり、重いダンベルやバーベルを力いっぱい握ってしまうようなトレーニングばかりやっているとクラブを持つ時も強く握ってしまいます。
そうすると肩の筋肉が緊張してしまい、スイングが小さくなってしまう可能性もあります。

良いパフォーマンスを発揮するための要素は筋力だけではありません。
柔軟性、持久力、スピード、調整力(身のこなし)といった要素が必要です。
そのどれもが高いレベルで揃って初めて良いパフォーマンスを発揮することができます。
ゴルフでは特に“柔軟性”が大切です。
筋力がなくても良いパフォーマンスを発揮しているのは柔軟性があるからです。

そうなるとトレーニングはいらないのか?となりますが、やはり目的に合わせてやり方を考えて行えばトレーニングは必要だと思います。

パフォーマンスアップのためのトレーニングとして大切なことは“思い描く理想のスイングができる”、“腰を回転させやすい”カラダを作ることだと思います。

柔軟性を上げる=ストレッチングというイメージが強いですが、トレーニングでも筋肉を緩めて柔軟性を向上させることができます。

筋力トレーニングの前にウォーミングアップとして体操で関節をしっかり動かしながらゆがみを直し、関節の動きを良くし、筋肉の弾力を出していきます。
これも関節を動かす“トレーニング”です。

筋トレも腕だけ、お腹周りだけといった部分的なエクササイズはほとんどやりません。
スクワットやデッドリフトなど全身を使ったエクササイズばかりです。
全身のバランスを整える目的で行うのでトレーニング後は腰も回しやすくなります。
もちろん負荷をかけて行うので全身の筋力をバランス良く強化でき、トレーニングしてから練習をすると良い感覚でスイングできたり、ゴルフをした後にトレーニングをしてもバランスが整って身体が軽くなるので翌日に疲れが残らないといった効果も出ています。

『これだけやっておけばO.K』といったトレーニングはありません。
だからこそトレーニングをする目的、トレーニングはあくまで“ベースとなる身体作り”を意識して様々な要素を高めていくことが大切だと思います。