歩いていると脚が疲れるのは脚の筋肉がないから?筋力が弱いから?

歩き方に問題があると長く歩くと足が疲れる、ふくらはぎが痛くなるといった不調が起こります。
長く歩いても足が疲れない、足に不調を起こさないためには、『楽に歩ける』ようになることが必要です。

そのためには体の捻じれを直し、身体のバランスを整えて本来の自然な良い姿勢に戻すことが大切です。
骨格を整えて身体の重さを骨で支えることで少しの筋出力で楽に身体を動かせるようになるからです。

そうして身体を整えたら、さらに楽に歩くための身体の使い方をトレーニングすれば歩いて足が疲れることも少なくなります。
実際に指導している方の中に長時間歩くとふくらはぎが痛くなり、湿布が欠かせなかったという人が今では余程一生懸命歩かない限りは湿布を貼らなくても済むくらい楽に歩けるようになりました。

足が疲れない歩き方のポイントは、
足を一生懸命使わないことだけです。

ウォーキングをしている方を見ていると、ほとんどの人が足を前に出し、しっかり地面を蹴って歩いています。
それを何百回も繰り返せば足の筋肉は疲れるのも当然です。

勘違いしている方も多いですが、足を前に出すから身体が前に進むわけでも地面をしっかり蹴るから身体が前に進むわけでもありません。
『胴体が前に進んでいく』から前に進んでいくのです。

そういう意識で歩けばある程度胴体が前に出てくれば転ばないように自然に足が身体の真下にきますのでフラットに着地できます。
フラット着地は最も衝撃に強い着地ですので脚の負担も軽くて済みます。
また、胴体が前に出れば後ろの足も自然に地面から剥がれるように動きます。
そうすると足首が柔らかく使えるのでふくらはぎの筋肉に疲労が溜まることもなくなります。
つまり、足は後からついてくるようなイメージで歩けば、自然とリラックスが生まれて足の筋肉を一生懸命使うこともなくなりますから、疲れたり、足の不調が起こることもなくなります。

日常的に行なっている『歩く』という動作をもっと楽にするために、歩くという動作について改めて考えてみることも重要なことです。