“腕回し”は四十肩を予防するための効果的なトレーニング

準備運動で身体を動かしやすくするために腕回しをしてみても腕が伸ばせなかったり、回すと肩や肩甲骨がゴリゴリ音が鳴るなどきちんとできていない方も多いのではないでしょうか。

ただ腕をグルグル回せば良いというものではありません。
腕回しをきちんと行えば肩周りだけでなく背中や腰の筋肉まで解すことができます。
そのためには『無駄な力』が抜けた状態で回せなくてはなりません。
一生懸命回してもずっと続けることができませんし、終わった後には疲労感が残ります。
しかし、リラックスして気持ち良く回すと全く疲労感がありません。
ほとんどの方の場合、長く続けることができませんのでリラックスすることができていないということです。

どうしてリラックスした腕回しができないのかというと動く方向を勘違いしているからです。
前回しにしても後ろ回しにしても腕を肩のラインから後ろに持って行ったら引っ掛かり様な感じになってしまうためリラックスできなくなるのです。

腕の骨が嵌る肩甲骨の溝は元々30°くらい前を向いています。
なので腕を回す時に背中側に腕を持っていき過ぎると腕の骨が溝から外れそうになってしまうので腕が外れないように筋肉が緊張します。
だからそういった腕の回し方をすると筋肉が柔らかくなるどころか硬くなってしまいます。
30°前を向いているということは肩のラインよりも前でしか腕を回すことができないということです。

正しい方向で回すことができれば遠心力で肩の周りの筋肉はどんどん伸ばされていきますし、重力を上手く使えば楽に腕を下げることもできます。
そしてその回転が大きくなれば背中や腰の辺りも一緒に伸びてくるというわけです。

さらに正しい腕回しができれば肩関節の噛み合わせを維持することもできるので四十肩の予防、改善にも効果があります。
肩に最低限必要な筋力というものはこれだけでも維持するための筋トレにもなります。
わざわざダンベルやチューブで肩の周りの筋肉を鍛えるよりも効率的なんです。

広告