WBCを見ていると外国の選手はバットを軽々振っています。
どのくらいの重さのバットを使っているのかはわかりませんがテレビで見ていても全員バットを軽々と振っています。
しかも気持ち良さそうに振っています。
競技において必要なのはパワーです。
「パワー=筋力×スピード」です。
どのようなパワーが必要になってくるのかはその競技によって違ってきます。
野球のバッティングではバットのヘッドをいかに加速していくかです。
日本が対戦したキューバはホームランが2本出ましたが、バットがミートポイントで最大に加速されているので日本の投手も140km/h以上のボールを投げているにも関わらず全く力負けしていません。
長打やホームランの時の衝撃音の大きさを聞けばいかに大きなパワーがぶつかり合っているのかがわかります。
また体の使い方に無駄がありません。
構え方は選手それぞれ特徴がありますが、打ちに行く時は「立つ→体重移動→振る」という感じで非常にシンプルです。
フォロースルーも大きい。
もの凄い大きなパワーのぶつかり合いなのにリラックスしてスイングしているので見ていて気持ちよさそうに打っているように感じてしまいます。
力むとスピードダウンしてしまいますからバットを速く振るためにはリラックスも重要だということです。
日本の選手も良い当たりは出ますがあとひと伸び足りない・・・というのが多くありました。
つまりはピッチャーの投げるボールのパワーに負けてしまっているということです。
力強い打球を打ちたいという方はこういったポイントを頭に置いてバットを振る練習をしてみましょう。
バットの重さが負荷になりますのでいろいろ工夫してみればバットを振るために必要な筋力もついてきますし、バットを速く振る感覚を身体が覚えていきますよ。
しかもリラックスして気持ち良くやれるようになれば自然とたくさん振るようになるので技術も向上しますから一石二鳥、三鳥です。