定例の勉強会の今回のテーマは「目的別エクササイズの実践」
トレーニングやエクササイズには間違ったものはありませんが、目的に合った方法を選択しなければ思った通りの結果は出ません。
基本的な事なのですが、意外とできないものです。
特に難しいのが「エクササイズをどのようにさせるか」ということです。
・やり方を相手に押し付けると上手くいかないことが出てくる
エクササイズというのは多くの場合が本やインターネット、セミナーなどで見たり、聞いたりしたものからチョイスします。
そうすると相手の目的というよりはやり方を相手に押し付けてしまう形になってしまいがちです。
そういった形で指導したエクササイズはある時は上手くいくこともありますが、上手くいかないケースも起こってしまいます。
理解しているつもりでしたが、実際に先生に見ていただくと自分が思っていることとやっている事、やり方に関しても目的に合っていないことばかりでした。
場合によってはトレーニングで筋肉を鍛えるよりも、まずは身体調整で崩れを直したり、正しい動きを入力することの方が大切なケースもありました。
先生から目的と自分がチョイスしたエクササイズに関しての問題点を指摘していただき、目的に合わせたやり方をアドバイスしていただくと終わった後に思った通りの変化を感じることができました。
別のエクササイズの方がもっと簡単にできるというケースもありました。
シンプルに考えることはもちろんですが、エクササイズをどのようにさせるかをもっと考える必要がありそうです。
いろいろな方に行なっていただいているスクワットについても改めて考えました。
「どこまでしゃがませるのか」、「細く見せるためにはどのようにさせるか」、「どうして大腿四頭筋に筋肉痛が出てしまうのか」など目的によってやり方は様々なものが考えられます。
トレーナーがどのように動きを考えているのか、動きの問題を見抜く目、それをどのように修正するのかといったところが求められます。
きちんと目的に合わせたしゃがむ深さ、やり方をアドバイスし、きちんと手を当て、誘導すれば結果は出ます。
トレーニングは本当に奥が深く、これで大丈夫と言えるほど理解も応用力があるとはまだまだ言えません。
しかし、こういった自分が知らないこと、わかっていないこと、勘違いしていることを確認し、修正できる場があることはとてもありがたいことです。
まだまだ課題は多いですが、トレーニングについて悩んでいたことも少し整理できました。
負荷設定、やり方、エクササイズのチョイスなど教わったことを生かして少しでも良い指導ができるようにトライしていきたいと思います。