#13 リンパドレナージュを学んできました

H.S.S.Rラボ へ伺って「パーソナルトレーナーが現場で使えるリンパドレナージュ」を学んだ。
トレーナーがリンパについて勉強というのはあまりイメージができないかもしれませんが、知っておくべき大切な知識。

リンパドレナージュが対応する不調には、「筋骨格系の不調、呼吸器系の不調、頭痛・偏頭痛の症状緩和、美容、むくみの改善、ストレスや緊張による疲労回復」などがあります。
しかし、トレーナーは治療家ではありませんので、医師の許可なく治療目的でリンパドレナージュを行うことができない。
ですので、今回はトレーナーとして指導の現場でお客様の身体を緩め「自然体」作りのために必要なものを教わった。

テクニックを教わる前に、まずはリンパの流れを確認しました。
勉強会を開催するにあたって、事前にリンパの流れを押えておくように魚住先生からも言われていましたが、リンパドレナージュの手技を使って効果的に身体を緩めるためには流れを覚えることが必要不可欠です。

その後実技へ入っていった。
今回教わったリンパドレナージュの手技はとてもソフトなタッチで行っていく。
皮膚を優しく擦ったり、撫でるような感じ。
表在するリンパは皮膚のすぐ下にあるので、グイグイ押したり、痛みが出るように行う必要がなく、優しい圧で効果が出る。
手技の基本は指から手の平までをきちんと皮膚に当て、リンパの流れる方向をイメージしながら一定の圧でゆっくりとしたリズムでリンパ節に向かってリンパの排出を促すように行っていきます。
リンパ節を開放してはリンパの流れに沿って排出していき、もう1度リンパ節を開放して、しっかりとリンパを流していく。
この一連の流れをゆっくりと一定のリズムで何度も繰り返していく。

その基本を踏まえた上で、手技を行う際に、何本の指を当てて行うのか、手のどの部分を使うのかは自分がやりやすいように応用していくことが大切。
そして場所によって、直線的な動きや円を描くような動きで排出していくのかもやりやすいように応用していくことが大切になってくる。
受けている相手に快の刺激を与えるためには、行うトレーナー側が快の状態でやらなくてはいけない。

初めてやるとリンパの流れ、リンパ節の位置、どの位の圧の強さで行うのかを考えることで一生懸命になってしまい、なかなか手を相手の皮膚にきちんと当てたまま一定のリズムで繰り返すことが難しかった。

魚住先生が行うと3往復くらいで、身体がしっかり緩むのですが、私が10往復繰り返しても先生の緩みには敵わない。
やはりリンパの流れ、リンパ節の位置など、知っておくべきことをきちんと頭に入れて、何度も繰り返して実践し続けるしか上達の道はないようです。

しかし、少人数の勉強会の良さは先生から正しい手の感触などをその場で即座に指導していただけるので、次第にリズムや一定の圧でやり続ける感覚を掴めてきたように思う。
実際に手技をした後に相手の身体の緩みをチェックしてもそれなりに結果も出るようになっていた。

今回教わったのは本当に基礎の基礎の部分ですが、痛みという不快なものを感じることなく、身体がどんどん緩んでくるのは驚きでした。
実際に手技を受けていてもどんどん身体がリラックスしてきて眠りそうな感覚になったくらいです。
さらにリンパが流れるようになると手足の指先が温かくなってきました。
冷え性改善にも有効なテクニックだと感じた。

後はとにかく実践あるのみ。
手に感覚もそうですが、手技の行う流れもスムースにしていきたいと思う。

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