筋肉を鍛えても肩こり、腰痛、ひざ痛は治らない

■なぜいろいろやっても肩こり、腰痛・ひざ痛は解消できない?

日本人の大人の3分の2は肩こりを抱えていると言われています。
腰痛の人は全国に推定で2,800万人、中でも40~60代の約4割が腰痛で悩んでいます。
変形性膝関節症で悩んでいる人は1,000万人以上いると言われています。

私のところに来る相談のほとんどが「いろんな病院や治療院へ行くのですが、全然良くなりません。」というものです。
そんな人たちを見て感じるのは立ち姿勢、歩き方、走り方、スイング動作がおかしいということです。
ほとんどの場合、骨などに異常ががないが動くと、動かすと痛いというものです。

そういう人には、全体的に体がねじれている傾向があります。
・どちらか一方の肩が上がっている
・頭がどちらかに傾いている
・体幹がどちらかにねじれている
・仰向けに寝て腰の下に手が入る
・膝のお皿が真っ直ぐ正面を向いていない
・脚の長さが違う
・O脚気味、X脚気味

歩き方を見ても、
・横にブレながら歩く
・前かがみになって歩く
・腰を反り気味にして歩く
・肩がねじれて歩いている
・膝が開くように歩いている
・極端にかかとから着地して歩く
・小指側から着地して歩く
・つま先から着地して歩く
などいろいろな癖が目につきます。

そのような癖を持っている人は、自分では不自然な動きをしているとは思っていません。
言われると、動きを修正されると、それに違和感を感じます。
そういった癖や体のねじれが体の痛みを引き起こす原因になります。

■筋トレをしても肩こり、腰痛、ひざ痛は治らない

肩こりや腰痛、ひざ痛を治すのに筋トレで筋肉を鍛えるのが良いとよく言われます。
たしかに筋肉を鍛えれば筋肉は太くなるし、力も強くなります。
年齢と共に衰えていた筋肉を取り戻すこともできるでしょう。

しかし、肩こりや腰痛、ひざ痛が改善するどころか肩こりや痛みがちっとも良くならない、逆にひどくなる場合も多くあります。

筋トレは筋肉に大きな負荷をかけて太く、大きくしていく運動ですが、ほとんどの人は狙った筋肉に効かせるために筋肉を緊張させることばかりに意識が向いています。
筋肉は緊張させればどんどん硬くなります。

硬くなった筋肉の中では筋肉や細胞に必要な栄養や酸素を含んだ血液が正常に循環しません。

また、筋肉の太さ、強さと痛みは関係ありません。
大きな筋肉をしていても腰や膝が痛いと言う人もいます。
ようやく立てるようになったくらいの子供は太い筋肉もないし筋力もありませんが、肩こりや腰、膝の痛みがあるかというとそんなことはありません。
筋肉の大きさ、強さと痛みは関係ないということです。

大切なのは筋肉の大きさ、強さではなく、「緊張のバランス」です。

■痛みを改善するには身体のバランスを整える

痛みを改善するためにはカラダのバランスを戻し、自然な良い姿勢に戻すことが重要です。
骨格構造上に問題がなければ、“直せば治ります”。

腰や膝が痛くなると痛い部分に問題があると考えてしまいがちですが、そこは影響を受けているところです。
痛みを感じているところや硬くなっている腰や太ももの筋肉をなんとかしようとしても問題は解決しません。

痛みに対して私は、全身をリラックス状態にしていきます。
身体に痛みがある場合、身体がノーマルな状態ではない、姿勢が崩れていたり、ねじれていたりアブノーマルな状態にあると考えます。

姿勢の崩れや体のねじれを戻してノーマルな状態にすればこりや痛みは起きないはずです。
ノーマルな状態であれば自然に、楽に立てる、動けるので気持ち良さがあり、不快な感じることもなくなります。

筋肉をゆるめて硬くなった筋肉を弾力のある柔らかい筋肉に、動きが悪くなっている関節も本来のスムーズな動き取り戻し、全身のリンパや血流を良くし、それから筋肉をさらに良い状態にするための身体を整えるトレーニングを行ったり、“立つ”・“座る”・“歩く”といった日常生活動作の癖を修正するための体の使い方のトレーニングを行って、立っていても疲れない、歩いても疲れない動作を身につけていきます。
痛みを治すのではなく、痛くなることを直すので結果的に痛みが出るようなこともなくなっていきます。

現在まで、
○ゴルフでの腰の痛み
○坐骨神経痛による腰の痛み
○椎間板ヘルニアによる腰の痛み
○軟骨が磨り減っている変形性膝関節症によるひざ痛
○ランニングをすると痛む腰痛・ひざ痛
に悩まされていてたという人がトレーニングにより痛みが軽減・改善しています。

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